第050号 自律神経失調症について

9月の衛生委員会の議題例 ~ 自律神経失調症について ~

自律神経とは、生命を維持するうえで重要な身体の機能をコントロールする神経。
自律神経の乱れは、不眠やうつ病、夏バテなど、
さまざまな不快な症状を引き起こします。
大きく乱れると、「自律神経失調症」という深刻な状態になります。

今月は、自律神経失調症にならないためのセルフチェックや、予防策をまとめました。
従業員の健康管理に、ぜひお役立てください。

下記URLから資料をお使いいただけます。
『自律神経失調症について』

DTコラム ~現場の声~
ストレスチェック結果を企業はどう活かしていくべきか――

8月も終盤となり、本年度のストレスチェックを実施中、
もしくは既に実施を終えたという企業も多いのではないでしょうか。

従業員の受検期間を終え、これから高ストレス者面談対応などを控えている企業では、
「何人くらい面談者が出るか?」
「今回のストレスチェックの結果を、どう活かしていくべきか?」
といった、今後の対応に関しての疑問点が浮かんでくる時期かと思います。
実際に弊社ご契約先からも、様々なお問合せや、ストレスチェック実施後の状況に関するご連絡をいただいております。
今回は、そんなストレスチェックに関わる現場からの声を共有させていただきます。

◆面談希望者はどれくらい出ているか?
今回のストレスチェックにおいて、高ストレス者と判定された対象者が医師面談を希望した場合、企業には面談設定の義務が生じます。

面談希望者数は、当初厚生労働省の発表では、「あまり多くは出てこないだろう」との見解が示されました。
現在、面談申し出期間を迎えた企業に話を伺うと、
「まだ面談希望者はいない」
「それほど面談者は出ていない(出ても数名程度)」
という声をよくお聞きします。

ただ、高ストレス者面談の申し出はないものの、通常の産業医面談の中で、「実は高ストレスの結果が出まして…」といった相談が出てくるケースもあり、そのフォローを含め、産業医業務が増える傾向も見受けられます。

◆集団分析結果の有効活用を
ストレスチェック結果の従業員個々への対応は、上記面談での対応が主となりますが、企業全体での環境改善のために今回のストレスチェック結果を有効に活用したいところです。

その中心となるのはやはり「集団分析結果」になろうかと思います。
厚生労働省の指針でも、各部署、グループごとの結果を今後の衛生管理に活かすことが求められていますが、実際に、実施後の分析結果をご覧になった企業からは、
「予想していなかった部署の高ストレス状況が見つかった」
といった声もあがっており、ふだん見えない社内のストレス状況を可視化できる貴重な情報としての可能性を秘めています。

集団分析結果を受け、「どのように活用すべきか教えてほしい」との問合せも増えており、弊社の保健師・精神保健福祉士が訪問レクチャーするケースも増加しています。

また今後、データの経年変化が確認できるようになるため、中長期的な健康管理に取り組もうとする企業が顕在化しており、弊社においても、産業医訪問と併せて保健師の定期訪問の導入を検討する企業からの問い合わせが増加しています。
「保健師面談による従業員へのフォローを広げたい」
「衛生委員会活性化のため、保健師さんに参加してほしい」
といった声を実際にいただいております。

今回のストレスチェック結果を各企業において、現在の、またこれからの健康管理体制を見直すひとつの指標として積極的に活用されることを改めておすすめします。
弊社としましても、企業の衛生管理・健康管理に一層お役に立てるよう、さらなるサービス改善に努めていく所存です。

初年度のストレスチェックを終え、
「こんなストレスチェックサービスが欲しい」
「こんな集団分析結果が見たい」
などの要望がございましたら、ぜひ弊社までご連絡ください。
最前線からの貴重なご意見をお待ちしております。

 

保健師からの健康アドバイス~ お役立ちサイトや資料の紹介 ~
夏バテに要注意!
8月に入り、「高温注意報」や「猛暑日」という言葉を聞くことが増えてきました。
この時期に注意したいのが、「夏バテ」。
気温が高くなると、「水分は摂るけれど、食欲はない。なんだか身体がだるい」という方もいらっしゃるでしょう。
その症状は、夏バテかもしれません。

夏バテは、主に自律神経の乱れが原因といわれています。
猛暑の屋外から、エアコンで冷えた室内に戻るとき等の温度差による体力消耗は、
自律神経の乱れの原因となります。
また、睡眠中に汗を多くかく方は、睡眠中にも自律神経が活動していることで、脳が休む時間をとれていない可能性があります。
夏バテの原因と予防方法を知り、夏バテ知らずの夏を送りましょう。

■全国健康保険協会「夏バテを防ぎ、元気に暑さを乗り切る!」
過度なアルコール摂取をしていませんか?
夏といえば、ビアガーデン、海、花火大会等外出するイベントが盛りだくさんですね。
夏のイベントでは、お酒を飲む機会も多くなると思います。

そこで注意していただきたいのが、過度なアルコール摂取。
お酒の飲み過ぎは、二日酔い、悪化するとアルコール依存症となる可能性があります。
節度ある適度な飲酒を心掛けましょう。

■厚生労働省 「飲酒のガイドライン」


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ドクタートラストの実務経験豊かな産業保健師、精神保健福祉士(PSW)が、これまで数多くの企業の衛生委員会運営に携わってきた経験を活かし、衛生委員会の立上げ・運営や、企業の衛生管理全般に関して支援するサービスです。


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