6月の衛生委員会の議題例~ 食中毒について ~
食中毒の菌が活発になる目安は、25℃。
そのため6~10月にかけて発症数が増えます。
重要な商談やプレゼンテーションの前など、いつも以上に食べ物に注意したい季節です。
食中毒にかからないように、また、社内感染を防止する観点からも、
今回の資料を社内での労働安全衛生教育にご活用ください。
DTコラム ~現場の声~
メンタルヘルスのサイン ~ 周囲の気付きを大切に
お休みモードから一気に切り替えが必要なゴールデンウィーク明け。
社員の五月病に注意したり、うつ病対策をどのように周知しようかと
検討している人事部の方も多いのではないでしょうか。
本人の気付きを促すことも必要ですが、うつの初期症状は
「しんどい」「眠れない」「食欲がない」といったもので、
単なる体調不良と見過ごされる可能性があります。
本人のみならず、同僚や上司の「気付き」を活性化させることで、
「あれ? ちょっと変じゃないか……」と早期発見に繋げることができます。
自らの変化にはなかなか気付けなくても、各々が周囲の変化に敏感になり、
受け取ったサインを人事部→産業医へと伝え、速やかに産業医面談へとつなげれば、
状態の悪化を最小限に食い止めることができるでしょう。
以下、周囲の人を見る際の「気付き」のヒントを挙げていきます。
①見た目の変化に注意しよう!
いつも清潔な身だしなみの人が、
ボサボサの頭で出社するようになったり
服や靴が汚れていたり、いつもと様子が違う場合。
②仕事の様子に注意しよう!
遅刻や欠勤が増えている、業務中にぼーっとしている、
いつもしないようなミスをしている場合。
③休憩中の様子に注意しよう!
周りの人との会話が減っていたり、元気がない、
以前と比べて一人でいることが多いと感じられる場合。
④不調の訴えに注意しよう!
頭痛や腹痛、目眩、食欲不振、吐き気といった症状も
単なる体調不良と判断せず、上記①②③と併せて確認する。
新入社員が入社して約2か月。「もっとがんばれ!」や、
「こんなことぐらいで~」といったお説教はひとまず飲み込んで、
様子が気になる社員がいたら、まずはひとこと声をかけ、話を聴いてみてはいかがでしょうか。
保健師からの健康アドバイス
禁煙週間(5月31日~6月6日)
5月31日は世界禁煙デー。
WHOが、喫煙者に対しては、24時間喫煙を控えるよう呼びかけるとともに、
各国の政府・自治体・諸機関・個人に対しては、喫煙と健康問題の認識を深め、
適切な対策の実践を求める日です。
日本でも厚生労働省が、5月31日の世界禁煙デーから始まる1週間を
「禁煙週間」(5月31日~6月6日)と定め、普及啓発を行っています。
2016年のテーマは、
「2020 年、受動喫煙のない社会を目指して~たばこの煙から子ども達をまもろう~」。
受動喫煙による健康への悪影響から人々を守ることを目的としています。
禁煙週間をきっかけに、禁煙について考えてみてはいかがでしょうか。
2016年世界禁煙デーについて(厚生労働省)
たばこと健康に関する情報ページ(厚生労働省)
歯と口の健康週間(6月4日~10日)
6月は歯と口の健康週間があります。
正しい知識を国民に対して普及啓発するとともに、
歯科疾患の予防に関する適切な習慣の定着をはかり、
併せて早期発見・早期治療を徹底することにより歯の寿命を延ばし、
国民の健康の保持増進に寄与することを目的としています。
平成28年度の標語は「健康も 楽しい食事も いい歯から」。
定期的な歯科検診を受けていますか?
成人であれば、半年に一度は歯科検診を受けると良いといわれます。
歯と口の健康の大切さに改めて気づく一週間にしてみてはいかがでしょうか。