7月の衛生委員会の議題例 ~ スマホ・電子メディアの健康影響について ~
スマートフォンをはじめタブレット端末、パソコンなど、
私たちの生活や仕事に欠かせない存在となった電子メディア。
職場環境・労働形態、生活スタイルまでもが大きく変化し、
便利になる反面、心身の疲労を訴えるケースが増えています。
電子メディアとの上手な付き合い方を考える機会にお役立てください!
『スマホ・電子メディアの健康影響について』
DTコラム ~現場の声~
平成28年度全国安全週間が7月1日~7日まで実施されます。
全国安全週間とは、労働災害防止活動の推進を図り、安全に対する意識と職場の安全活動のより一層の向上に取り組む週間として、
厚生労働省と中央労働災害防止協会が主唱者となり実施されます。
昭和3年に第1回が実施されて以来、一度も中断することなく続けられ、今年、第89回を迎えます。
この間、労働災害は長期的に減少し、平成27年は統計を取り始めて以来初めて年間死亡者数が1000人を下回り、972人となりました。
厚生労働省から発表された平成27年の労働災害発生状況は下記ページに掲載されています。
大半の項目で前年を下回っていることから、安全に対する高い意識が良い結果に結びついていると言えるでしょう。
統計表を見ていると、林業・農業などの第一次産業と製造業・建設業などの第二次産業に労働災害が集中していることがわかりますが、
サービス業などの第三次産業においての死亡者数が全体の25.5%(248人)を占めています。
これは、第三次産業の就業者数割合が約65%を占めて、統計的に多くなるためと言えますが、工場系等の職場に比べ、安全に対する意識が低いことも、要因の一つと考えられます。
今年度のスローガンは、
『見えますか? あなたのまわりの見えない危険 みんなで見つける安全管理』。
オフィスワーク中心の会社ならば危険は少ない、とは言えません。
どのような会社でも、目に見えない危険が潜んでいるものです。
その点、「職場巡視」は重要です。
これまで以上に時間を掛けて巡視をしたり、いつもとは違うメンバーで巡視をしてみるなど、少し工夫をしてみると、見えない危険の発見につながるでしょう。
また、巡視時の課題や視点を明確にするためにも、チェックポイントや評価方法などについて、産業医から助言をもらうことも有効です。ぜひご検討ください。
ドクタートラストは、『職場巡視チェックリスト』をご希望の企業に無料で提供しております。下記にお問合せ下さい。
保健師課 phn@doctor-trust.co.jp
<参考サイト>
平成28年度全国安全週間(中災防)
保健師からの健康アドバイス ~ お役立ちサイトや資料の紹介 ~
ストレスチェック制度サポートダイヤル
ストレスチェック制度の実施方法、実施体制、不利益な取扱いなどに関する
相談を受け付ける窓口があります。
ストレスチェック制度にお悩みの実施者、事業者、制度担当者の皆様、
ご活用をおすすめします。
■労働者健康安全機構
『ストレスチェック制度サポートダイヤル』
全国統一ナビダイヤル 0570-031050
※相談は無料ですが、通話料がかかります。
受付時間:平日10時~17時
(土曜、日曜、祝日、12月29日~1月3日は除く)
職場における熱中症予防対策
平成27年の職場における熱中症による死亡者数(平成28年1月末時点速報値)
は32人と例年より多く、中でも建設業の死亡者数は19人に達しました。
そのため、平成28年は熱中症予防対策の重点業種を「建設業等」とし、
特に屋外作業に留意すべきと厚生労働省より通達がありました。
また、糖尿病、高血圧症等は、熱中症の発症リスクを高めます。
健康診断等に基づく健康管理・措置の徹底はできていますか?
職場における熱中症予防対策について考えてみましょう。
■厚生労働省
『職場の熱中症予防対策は万全ですか?』