20146月の衛生委員会の議題例 ~ 梅雨の時期の過ごし方 ~
地域により、多少異なりますが、5月から6月にかけて、梅雨が始まります。
湿度が高い日が続くため、気候と上手に付き合いましょう。
また、細菌性の食中毒の発生が増え始める時期でもあるので、気をつけましょう。
▼来月の更新テーマは「メンタルヘルス」です。
DTコラム~現場の声~
労働災害統計(平成25年確定値)が発表されました。
労働災害発生件数について、平成25年(1~12月)は昨年度と比較し、
死亡災害、死傷災害、重大災害いずれも減少傾向にあります。
平成24年 平成25年
死亡災害 1093人 1030人 (-63人)
死傷災害 119,576人 118,157人 (-1419人)
重大災害 284人 244人 (-40人)
「労働者死傷病報告」による死傷災害発生状況(平成25年確定値)
http://anzeninfo.mhlw.go.jp/user/anzen/tok/anst00.htm
労災は、状況によっては、関係法令違反による刑事責任、
また、安全配慮義務違反による民事責任や損害賠償責任の発生など
責任を大きく問われることがあります。
そのため、従来の『事後対応型危機管理』から『危険予測型危機管理』に、
考え方をシフトする必要性があります。
大企業に比べて、中小企業の労働災害発生率は高い状況です。
中小企業こそ、事前に起こりうるリスクをマネジメントする考え方に変えることを心がけて下さい。
歯と口の健康週間(6月4~10日)
6月4日から10日は歯と口の健康週間です。口腔衛生に関する知識の普及と、
歯科疾患を予防・早期発見・早期治療することで、歯の健康寿命を延ばすことを目的としています。
歯周病の初期である歯肉炎には自覚症状はほとんどありませんが、
むし歯や 歯周病で歯を失うと、噛む力がなくなり、
低栄養となることで筋力・運動能力が低下してしまいます。
正しい歯磨きができているか気になる方、歯がズキズキするなどの症状を放置している方は、
この機会に歯医者へ通い、自分の歯を大切にしてみてはいかがでしょうか。
◆歯と口の健康週間・いい歯の日(日本歯科医師会)
http://www.jda.or.jp/poster/index.html?utm_source=m130604_5
食中毒に注意しましょう
もうすぐ6月です。湿度も高く、体調を崩しやすい季節がやってきます。
この時期に多くなるのが食中毒。
手洗いはもちろんのこと、食品の保存や調理の際には注意が必要です。
食中毒予防の三原則は、食中毒菌を「付けない、増やさない、殺菌する」です。
この三原則をきちんと守り、食中毒を予防しましょう。
◆食中毒を防ぐ3つの原則・6つのポイント(内閣府大臣官房政部広報室)
http://www.gov-online.go.jp/featured/201106_02/index.html