8月の衛生委員会の議題例 ~ 歯の健康について ~
夏場は、炭酸飲料など砂糖が入った飲み物を飲む機会が増えますね。
冷たい飲み物やアイスクリームは、甘みを感じにくくするため、思っている
以上に砂糖がたくさん入っていることがほとんどです。
また、虫歯だけでなく、歯周病は様々な病気の原因にもなります。
虫歯・歯周病を防ぐために、ぜひ資料をご活用ください!
▼来月の更新テーマは「男性のがん」についてです。
DTコラム ~現場の声~
■■メンタル不調者への病院紹介は慎重に!■■
メンタル不調者の従業員様から「よい病院を紹介してほしい」と
産業医に相談されるケースが増えています。
また、人事部の方からも、精神科や心療内科の病院を紹介して欲しいと弊社にご相談頂くことが増えています。
親切で「病院を紹介」したことが、結果としてトラブルを招くケースが増えてきています。
▼メンタル治療の考え方
そもそもメンタル疾患は、風邪やケガ等とは異なり、
100%の患者が完治できるという病気ではありません。
病気による症状が好転または、ほぼ消失し、臨床的にコントロールされた状態を
「寛解」と呼びますが、精神科医などの多くは、治療に際し、この状態を目指すのが一般的です。
メンタル疾患の多くは、「寛解」の状態となっても、
きっかけがあればすぐ再発してしまう治療が最も困難な病気のひとつです。
▼「病院を指定」した際のリスク
もし企業側が特定の病院を指定した場合、従業員側が完治をイメージして治療したところ、
結局「寛解」にしかならなかった、もしくは「寛解」にも至らなかったとなりますと、
『指定された病院に連れて行かれたから良くならなかった』と恨みを抱かれる可能性があります。
▼対策
もしメンタル疾患の疑いがある社員が発見された場合、
病院を指定するのではなく、「近所にこういった病院があるよ」
という風に【情報提供】をしてあげるのが良いでしょう。
また、厚生労働省では地域の病院を検索できるデータベースを公開
しています。科目別に検索できるので、こちらを利用するのも一つのやり方かもしれませんね。
http://www.wam.go.jp/content/wamnet/pcpub/iryo/service/
熱中症対策
熱中症は、暑熱環境下での身体適応の障害により起こる状態の総称で、
高温、多湿等が原因となって起こります。
そのため、梅雨明けの7月下旬から8月上旬にかけて多発する傾向にあります。
炎天下での運動中に起こるイメージがありますが、室内で発症するケースもあります。
予防法と合わせて、発症時の対処方法も確認しておきましょう。
◆『環境省熱中症予防情報』http://www.wbgt.env.go.jp/
◆『熱中症環境保健マニュアル』http://www.env.go.jp/chemi/heat_stroke/manual.html
海外渡航する際の注意点
夏季の長期休暇取得などで、海外渡航する機会が増える時期です。
渡航先により治安の状況や流行する感染症などは異なります。
最新の情報で状況や感染症などについて確認し、安全に旅行を楽しみましょう。
また、帰国時に発熱や下痢、具合が悪いなど体調に不安がある場合には、
検疫所・健康相談室に相談しましょう。
また、感染症には、感染してから発症するまでの期間が長いものもあり、
(数日から1週間以上)帰国後しばらく経過してから具合が悪くなることがあります。
その際は、早急に医療機関を受診し、
渡航先、滞在期間、飲食状況、家畜や動物との接触の有無などについて必ず伝えましょう。
◆『外務省 海外安全ホームページ』http://www.anzen.mofa.go.jp/
◆『厚生労働省検疫所』http://www.forth.go.jp/