第091号 ストレスチェック集団分析を生かそう!~上手な健康経営PDCA サイクルの回し方~

衛生委員会テーマ資料「ストレスチェック集団分析を生かそう!~上手な健康経営PDCAサイクルの回し方~」

2月の衛生委員会の議題例  ストレスチェック集団分析を生かそう!~上手な健康経営PDCAサイクルの回し方~

ストレスチェックの集団分析結果には、組織の強みや弱みについての情報が詰まっています。
組織の生産性向上、個人の働きがい、幸せのために活用しましょう。

下記URLよりダウンロードできます。ぜひ積極的にご活用ください。
ストレスチェック集団分析を生かそう!~上手な健康経営PDCAサイクルの回し方~

DTコラム ~ 現場の声 ~

パワハラ相談窓口は社内で十分?まず必要なことは風土づくり!

2019年11月20日、厚生労働省がパワハラ防止指針案「事業主が職場における優越的な関係を背景とした言動に起因する問題に関して雇用管理上講ずべき措置等に関する指針案」を公表しました。

<パワハラ防止指針案、厚労省審議会で了承~2020年6月から適用開始~>

パワハラ防止指針案は、2020年6月から適用されるパワハラ防止法を見据え、どのような行為がパワーハラスメントにあたるのか、企業が行うべきパワハラ対策が定められています。
また、パワハラ防止指針案には、具体的な対策として以下のように「相談窓口」の設置を求めています。

事業主は、当該事業主が雇用する労働者又は当該事業主(その者が法人である場合にあっては、その役員)が行う職場におけるパワーハラスメントを防止するため、雇用管理上次の措置を講じなければならない。
(中略)
(2) 相談(苦情を含む。以下同じ。)に応じ、適切に対応するために必要な体制の整備
事業主は、労働者からの相談に対し、その内容や状況に応じ適切かつ柔軟に対応するために必要な体制の整備として、次の措置を講じなければならない。
イ 相談への対応のための窓口(以下「相談窓口」という。)をあらかじめ定め、労働者に周知すること。
(相談窓口をあらかじめ定めていると認められる例)
① 相談に対応する担当者をあらかじめ定めること。
② 相談に対応するための制度を設けること。
③ 外部の機関に相談への対応を委託すること。
出所元「事業主が職場における優越的な関係を背景とした言動に起因する問題に関して雇用管理上講ずべき措置等に関する指針案」

今回は、相談窓口について多くの方からいただくお話をご紹介するとともに、有効的な窓口設置方法を考えてみます。

窓口に対する企業の現状と悩みの声

企業担当者へハラスメント対策や窓口の設置状況について伺うと、主に以下のような回答をいただきます。

・ 社内窓口として人事や総務部の担当者へ相談するよう、従業員に案内している
・ 加入している保険会社の相談窓口を利用している
・ 弁護士へつながる内部通告用の窓口ならある

どの企業も窓口を設けていることで取り組みとしては十分に思われるかもしれません。
ただ、実際の周知状況や利用率を伺うと、窓口開設時に一度周知したきりであったり、従業員から相談をいただくことはいままで一度もない、外部窓口から企業へ報告がないため利用率はわからないといった声も多いのが現状です。
相談窓口がそもそも機能しているのか把握できていない企業も少なくありません。
そのような状況を「セーフティーネットを張っている」といえるのでしょうか。
また、相談件数が多く窓口が機能していたとしても、人事や総務部が相談窓口と担っていることにより、相談を受ける担当者側が相談業務に長時間拘束されることでストレスを感じる、従業員が査定に響くことを恐れてしまい大事になるまで相談がないといった課題もあるようです。

外部相談窓口のメリット

社内窓口や保険会社の窓口を利用している場合、どうしても前述のようなお悩みが出てくることが考えられます。
そこでおススメなのは外部相談窓口の利用です。
ドクタートラストが提供している外部相談窓口では、受けた相談ごとに必ず報告書を作成します。
相談者の方から同意をいただいた範囲内で、相談内容や、それに対してのどのような助言をさせていただいたかはもちろん、企業側で対応することが望ましいとされることの提案をします。
また場合によっては本人へ産業医面談を促すこともあるため、既存の産業保健体制との連携も可能です。
さらには、利用される従業員の方々へ向けたWEBページをご覧いただくことでご相談いただきやすい環境を整えているので、窓口利用率の向上も期待できます。

ドクタートラストの外部相談窓口[アンリ]

まずは風土づくりを

ただ、窓口より重要となってくるのは、上司や同僚など、周りの人の存在ではないでしょうか。
直属の上司を超えて人事部等へ直接相談が来てしまうケースが多く処理しきれずに困っているといった声も上がっています。
根本的な解決を目指す場合には、直属の上司等管理職に気軽に相談ができる風土を作り、上司のマネジメント機能がより働く体制を作り上げることが大切です。
そのために管理職が学ぶべきことは多くありますが、ドクタートラストの健康経営セミナーでは、マネジメント力をテーマにしたセミナーも多数扱っています。
たとえば以下のようなセミナーを行うことで改善が見込まれます。

・ ラインケア研修
・ アサーション(コミュニケーション)スキル
・ ハラスメント対策
・ 女性の部下を持つ男性上司へのマネジメント研修

ドクタートラストのセミナーでは講師が皆さんにお話をするだけではなく、グループワークを取り入れることでより理解を深め、実際の場面で役立てていただけるような内容になっています。
個々のニーズに合わせたセミナーの開催が可能ですので、お気軽にご相談ください!

保健師からの健康アドバイス ~ お役立ちサイトや資料の紹介 ~

インフルエンザ予防に腸内細菌が大活躍!

インフルエンザは毎年1月末~2月上旬に流行のピークを迎えます。
つまり、一切油断のできない時期が今なのです!
しっかりインフルエンザ予防を行いたいところですね。
対策には「マスクをする」「手洗いうがいを徹底する」以外にも、大事なポイントとして「腸内環境を整えること」があります。

腸内細菌がワクチン効果が高める

東京大学の研究チームは、腸の中に住んでいる細菌である「腸内細菌」が、インフルエンザワクチンの効果を高めるメカニズムを解明しました。
マウスによる研究で、栄養不足、温暖化による高気温等の環境下で、インフルエンザワクチンの免疫応答が低下することを見出したのです。
つまり、ダイエットなどの栄養不足、過度な高気温のもとでは、インフルエンザワクチンが本来の効果を発揮しにくい状態になるということです。
また、栄養不足になっているマウスに、免疫に必要な腸内細菌由来の成分とグルコース(エネルギーである糖分)を投与すると、低下していた免疫応答が部分的に回復することもわかりました。
以上のことから、ダイエット、不規則な食生活によるなどの栄養不足ではワクチンが本来持つインフルエンザウイルスをやっつける力が低下し、腸内細菌が作る成分が関与しているとわかります。

善玉菌を増やそう!

人の腸には1,000兆個以上の細菌が生息しており、その種類は大きく分けると以下の3つです。

1)善玉菌:体に良い働きをする(ビフィズス菌、乳酸菌など)
2)悪玉菌:体に悪い働き(ウエルシュ菌など)
3)日和見菌:善玉・悪玉菌の多い方に味方

腸内環境は、善玉菌を増やすことで良い環境に整えることができるとされています。

善玉菌は菌とえさで増やす!

腸内の善玉菌を増やすには、善玉菌を含むものと、善玉菌のえさとなるものを合わせて摂ることで、より効果を期待できます。

◎ 善玉菌を含むもの

主に発酵食品に多く含まれています。

・ ヨーグルト
・ 納豆
・ キムチ
・ チーズ

◎ 善玉菌のえさとなるもの

食物繊維やオリゴ糖に多く含まれています。

・ 野菜類(ごぼう、切り干し大根、たけのこなど)
・ イモ類(さといも、こんにゃくなど)
・ 海藻、キノコ類
・ 果物(バナナ)

また、善玉菌、および善玉菌のえさを摂取するとともに、代謝に必要なエネルギーを枯渇しないためにも3食しっかりとるということが重要です
インフルエンザにかからないために、手洗いうがいなどの予防と合わせ、食事面も見直してみましょう。

<参考文献>
一戸猛志、森山美優「腸内細菌叢がインフルエンザワクチンの効果を高めるメカニズムを解明~地球温暖化や食糧危機がワクチン効果に与える悪影響とは~」(東京大学)

以下の記事も合わせてご参照ください

相談窓口は外部に置くか、内部に置くか(産業保健新聞)
あなたは大丈夫?ハラスメント加害者にならないために。(産業保健新聞)
インフルエンザかも?と思ったら。受診のタイミングと内服薬の知識(産業保健新聞)


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