第090号 定時で帰るためのモチベーションの作り方~成功事例集~

1月の衛生委員会の議題例  定時で帰るためのモチベーションの作り方~成功事例集~

長時間労働は、労働者の命や健康を奪い、モチベーションと生産性を下げてしまいます。
今回は実際に「時短」に成功した企業の事例を紹介します。

下記URLよりダウンロードできます。ぜひ積極的にご活用ください。
定時で帰るためのモチベーションの作り方~成功事例集~

DTコラム ~ 現場の声 ~

企業のパワハラ防止策が義務化、どうすればいい?

2019年5月29日に「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律等の一部を改正する法律案」が可決し、大企業は2020年6月、中小企業は2022年4月から適用されます。
本改正によって企業は、パワハラが起きた際の取り扱いを定めるとともに、パワハラが起きないよう防止策を講じていかなければなりません。
中小企業は2022年からの適用と余裕がある一方で、大企業は2020年6月から適用されます。
すでに準備を進めている企業も多いでしょう。

パワハラ防止法案の具体的内容

そもそも本改正の「どこがパワハラに関する部分となるか」ですが、「労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律」(以下、労働施策総合推進法)4条14号に新設された以下の1文がそれにあたります。

<労働施策総合推進法>
(国の施策)
4条 国は、(中略)次に掲げる事項について、総合的に取り組まなければならない
(中略)
14号 職場における労働者の就業環境を害する言動に起因する問題の解決を促進するために必要な施策を充実すること。

この「職場における労働者の就業環境を害する言動に起因する問題」がパワハラにあたるわけです。
そして本改正で労働施策総合推進法30条の2~30条の8が新設され、「職場における優越的な関係を背景とした言動に起因する問題に関して事業主の講ずべき措置等」が加えられました。
ここで定義されるパワハラは以下のとおりです。

1. 職場において行われる優越的な関係を背景とした言動
2. 業務上必要かつ相当な範囲を超えたものによりその雇用する労働者の就業環境が害されること

また、2019年11月20日、厚生労働省労働政策審議会雇用環境・均等分科会にて「パワハラ防止指針」(事業主が職場における優越的な関係を背景とした言動に起因する問題に関して雇用管理上講ずべき措置等についての指針)案への了承が示されています。
この指針はパワハラの具体的内容や、企業としての対応方法を定めており、ここではパワハラを6つの類型にわけ、具体的に「パワハラに該当する場合、しない場合」を明らかにしていますので、あわせてご一読することをお勧めします。

パワハラ防止指針案、厚労省審議会で了承~2020年6月から適用開始~(産業保健新聞)

具体的にパワハラ対策はなにをすればよいのか

では、パワハラ対策として、企業は具体的にどのような準備をすればよいのでしょうか。
厚生労働省が推進している方法をご紹介します。

1. トップのメッセージ
組織のトップが、職場のパワーハラスメントは職場からなくすべきであることを明確に示す。

2. ルールを決める
就業規則に関係規定を設ける、労使協定を締結する。
予防・解決についての方針やガイドラインを作成する。

3. 実態を把握する
従業員アンケートを実施する

4. 教育する
研修を実施する

5. 周知する
組織や取り組みについて周知・啓発を実施する

6. 相談や解決の場を設置する
企業内・外に相談窓口を設置する、職場の対応責任者を決める
外部専門家と連携する

7. 再発防止のための取組
行為者に対する再発防止研修等を行う

また、厚生労働省からはパワハラ対策に役立つ資料が公表されています。
ぜひ活用しましょう。

厚生労働省「ハラスメント関係資料ダウンロード」

外部窓口の重要性

上記のように、「相談窓口」の設置が求められていますが、企業内への設置はハードルが高いように感じます。
ドクタートラストではパワハラ対策にも効果的な窓口として外部相談窓口サービス「アンリ」を提供しています。
各種健康相談やメンタルヘルス相談、ハラスメントに関する相談など医療職が対応いたします。匿名でのご相談も可能で、事前に相談者の承諾を得たうえで、本人が特定できないよう配慮しながら、相談内容のみを企業へご報告することも可能です。

外部相談窓口サービス「アンリ」の詳細

〈参考URL〉
厚生労働省「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律等の一部を改正する法律案(平成31年3月8日提出)」

保健師からの健康アドバイス ~ お役立ちサイトや資料の紹介 ~

今年こそは”脱正月ボケ”を果たしたい人向け5つのポイント

年末年始はお仕事がお休みの方も多かったのではないでしょうか。
ご自宅で過ごされる方、ご旅行や帰省される方、それぞれ楽しまれたかと思います。
しかし皆さん、こんな経験はありませんか?
「長い休み明けに仕事へ行くと、なんだか調子が悪くて仕事にならなかった……」
これはいわゆる「正月ボケ」とよばれる不調です。
お休みによって元気になるどころか不調に陥ってしまうのは非常に残念ですね。
今回は、「2020年こそは正月ボケから脱却したい!」という方に向けて、年末年始の過ごし方のポイントを5つ紹介します。

脱正月ボケのために心掛けたい5つのこと

① 睡眠~正月ボケの原因はここ~

休みだからと生活リズムを崩さないようにしましょう。
正月ボケの主な原因は、生活リズムの乱れによる自律神経の乱れ、睡眠の質の低下です。
休み中もできるだけ平日と同じ時間に眠り同じ時間に起きること、睡眠不足や日中の過眠に気を付けることが必要です。
昼夜逆転はもってのほかですよ。
旅行や帰省で普段と違う環境になるとうまく眠れないという方は、朝日をしっかり浴びたり、逆に夕方以降は明るい蛍光灯やスマホなどのブルーライトを避けたり、光のコントロールをおこなうことがおすすめです。
またカフェインやアルコールの摂取も睡眠の妨げとなるので、控えてみてはいかがでしょうか。

② 食事~暴飲暴食対策は”記録”が有効~

暴飲暴食や間食の摂りすぎを避け、3食規則正しく食べるようにしましょう。
内臓に負担をかけることや血糖値を不安定にさせてしまうことは自律神経の乱れに繋がり、正月ボケの原因となります。
特に塩分、糖分、炭水化物、アルコールには注意が必要です。
逆に不足しがちなビタミンなどは積極的に摂取するようにしてくださいね。
我慢できずについ暴飲暴食に走ってしまう方は、ご自身が飲食したもの、飲食した時間を記録することがおすすめです。
自分の食生活を客観的に振り返ることが歯止めとなるのではないでしょうか。

③ 休養~せっかくの長期休暇だからこそ~

旅行や帰省などでアクティブに過ごされる方は、しっかりと休む時間も作りましょう。
楽しく過ごしていると自分自身では疲れを感じないこともありますが、体は疲れています。
休み明けの直前まで予定を詰め込まず、最低でも前日はゆっくり過ごすことがおすすめです。
すでに予定を詰め込んでしまった方は、休み明けから数日間は残業をしないなどスローペースをこころがけるとよいでしょう。

④ 適度な運動~寒いからと屋内にこもらない~

年末年始を屋内でのみ過ごされる方は適度に体を動かしましょう。
座りっぱなし、寝転びっぱなしは夜の不眠の原因となるほか、病気の原因ともなることが明らかになっています。
定期的に立ち上がってストレッチをしたり、外に散歩に出たりすることがおすすめです。
あまりに激しい運動はかえって疲労の原因となりますので、適度な運動にとどめておいてくださいね。

⑤ 感染症対策~本当は避けてほしい人混み~

自律神経が乱れると体の免疫力が下がり、感染症にかかりやすくなってしまいます。
人混みに行かない、手洗いうがいを徹底する、マスクをするなど、感染症対策も怠らないようにしましょう。

年末年始は疲労回復にあてよう

年末年始は「疲労回復」のための絶好の機会もあります。
誰しも感じたことがあると思いますが、疲労は病気ではないと甘く見ていないでしょうか。
睡眠や休息が不足して疲労を全く回復できなかった場合、人間はやがて死に至ってしまいます。
またしっかりと睡眠や休息をとっているにもかかわらず慢性的に疲労が続いている場合は、体や心の疾患が原因となっている可能性もあります。
疲労を甘く見て放置することは危険ですよ。
普段からしっかりと睡眠をとること、それでも回復しない場合は医療機関を受診することがおすすめです。
まずは、疲労の自覚がない方も含め、自分にどの程度の疲労が蓄積しているか知ることから始めてみましょう。

疲労蓄積をチェックしてみよう

厚生労働省が働く皆さんに向けて、疲労蓄積度をセルフチェックできるツールを公開しています。

厚生労働省「働く人の疲労蓄積度セルフチェック(働く人用)」

また疲労蓄積ケアのためのアドバイスも公開されていますので、あわせて確認するとよいでしょう。

厚生労働省「疲労蓄積ケアのためのアドバイス(働く人用)」

年末年始の休みを機にご自身の疲労蓄積度を振り返り、休み明けの働き方を見直してみてはいかがでしょうか。

以下の記事も合わせてご参照ください

ハラスメント相談窓口の準備、進んでいますか?―(産業保健新聞)
いまさら聞けない「ハラスメント防止措置」(産業保健新聞)
冬の体重増加は、冬のうちに解消!正月太り解消におすすめしたい食事(産業保健新聞)


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